タイ、ミャンマーカンボジアベトナム、、、アジアへの誘惑。
気にもかけてなかったタイ航空のマイレージが意外と中途半端に貯まっていて、突如としてムラムラとわき起こる濃厚な熱波の誘惑がmomoに伝染する。夜な夜なお気に入りのタイレストランまで車を走らせてしまう私にとって、東南アジアはおいしいものの宝庫である。同行者が顔を背けるくらいに朝昼晩三食プラスおやつもアジアン三昧な、かの地での食生活がそれを物語る。昨年通ったアフリカのモロッコ料理にはそれほどハマらなかったのは、やはりアジアな出汁の違いなのだろうか。暑い所で汗をダラダラかきながら熱いものを食すというのが、体中の悪いものとともに発汗しする、重労働のフェルト制作者の私にとって心身の浄化イベントのひとつであろうか。それに冷え症という持病をもつ私にとっては肩の凝らない薄着で過ごせるのも魅力の一つである。
なにからなにまで美味しいアジアの地で、なによりも私を虜にさせるのは「マッサージ」。私のお気に入りのマッサージ屋さんは生鮮市場の近くにある地元のひとが行くところで、昼間は逆に客もマッサージ師も居なくなってしまうような所。片言の現地語を頼りにとにかく毎日通う。顔見知りになったおばちゃん達のとろけるような笑顔とグローブのような指のおかげで、体の芯からフニャフニャにリラックスできるのだ。
 そんな誘惑を胸に翌シーズンのスケジュールを立て、羊毛をせっせと縮絨する今日この頃である。
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